『四畳半神話大系』読みました!
エヘン虫にのどを痛めつけられながら、この記事を書いています。
これからは夜更かしを控えるから許して下さい、エヘン虫様。
それはさておき、ついに読んじゃいました。四畳半神話大系!!
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2008/03/25
- メディア: 文庫
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簡単に説明すると、[主人公が幻の至宝と言われる薔薇色のキャンパスライフを目指して、パラレルに展開する話]です。
あのとき、あのサークルを選ばなければ。クソーーーーー
キューーーン。みたいな。
がっつり端折ってすいません・・・
フジテレビが木曜深夜25時くらいに放送しているノイタミナにてアニメ化されたのをきっかけに、この作品を知ったのですが、独特の映像表現とテンポ良く展開していくストーリーに惹かれ、1話目から虜になってしまいました。
その結果、気になって気になって、小説を買ってしまったわけであります。
ただ、個人的にはアニメよりも小説の方がいいですね。
小説もアニメと同じくほとんどが主人公である「私」の一人称で
語られています。
風景描写から人の動きまで映像による表現がない分、アニメよりも小説の方がよりその傾向を強く感じました。
しかし、そんな主人公が一人で語ってるだけなんですが、オモシロいんです。
歯切れの良いテンポといいますか、四字熟語とか出てくるにも関わらず文体がトントン流れていく感じです。
わかりにくいですね・・語彙力なくて・・・
まー読んでいただければわかります!!!!
そして!!!僕が忘れられないのが、
やはり小津君!!
愛すべきクソキャラといいますか。憎みきれないかわいさがありますよね、彼には。
作り込めば作り込んだだけ応えてくれるキャラクターです!!
主人公が報われない、理想と違う大学生活を送る一方で、親友でありながら主人公とは対照的に充実したキャンパスライフを満喫する小津君。
この感じは個人的にはかなり好きで、詳しくは描かれないのですが、
けっこう細かく作り込まれていたように感じます。
アニメだと毎話区切るため、いまいちわかりづらい気がするのですが・・・
特に最近は(現在第6話)パラレルの設定が描ききれてないように感じます。
小説の構成は四部構成なんですが、アニメとは少しストーリーが違います。
流れの構造は一緒なんですけどね。
まー、楽しく読んでください!!!
小津君さいこーーーーーー